[17日 ロイター] - ゲーム開発ソフトを手掛けるユニティ・ソフトウェア (N:U)が17日、ニューヨークで新規株式公開(IPO)を実施し、目標を上回る13億ドルを調達した。
米国では今週、データ保管・分析サービスのスノーフレイク (N:SNOW)がIPOで30億ドル以上を調達。同国で今年最大のIPOとなった。[nL4N2GD15A]
ユニティは1株52ドルで2500万株を公開。公開価格は仮条件を上回った。仮条件は34-42ドルから44ー48ドルに引き上げられていた。
時価総額は137億ドルとなる。18日からニューヨーク市場で取引が開始される。
IPOで引き受け主幹事を務めたゴールドマン・サックス・グループ (N:GS)とクレディ・スイス・グループ (S:CSGN)は、オンライン・システムを活用して投資家の需要を予測した。
ユニティが開発するソフトは、ゲーム開発者、アーティスト、建築家、映画制作者などに広く利用されており、インタラクティブな3Dコンテンツを開発、運営、収益化できる。
2019年の純損益は1億6320万ドルの赤字。前年は1億3160万ドルの赤字だった。売上高は42%増の5億4180万ドル。
筆頭株主はセコイア・キャピタルで出資比率は24.1%。プライベートエクイティのシルバー・レイクも18.2%を出資している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200918T033241+0000