本日のマザーズ指数は反落となった。
朝方は米株高の流れからやや買いが先行したものの、外部環境の不透明感から上値は重く、前場に節目の1200ptを割り込む場面も。
その後、後場に入ると利益確定の動きもあり、マザーズ指数もさらに下げ幅を拡大して一時1169.71ptをつけた。
大引けにかけてやや持ち直したものの、基本的には利食い優勢で主力市場に資金が向かった一日だった。
なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で2418.68億円。
騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり208銘柄、変わらず3銘柄となった。
個別では、直近IPO銘柄のトヨクモ (T:4058)がマザーズ売買代金トップにランクイン。
朝方は買いが先行したものの、後場にやや崩れる展開。
トヨクモの他、サンアスタリスク (T:4053)、ニューラルポケット (T:4056)、ティアンドエス (T:4055)など直近IPO銘柄の下げが目立った。
東証が28日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施するITbookホールディングス (T:1447)や足下でリバウンド基調が継続していたAiming (T:3911)などの下げも大きかった。
その他、BASE (T:4477)、メルカリ (T:4385)、AIinside (T:4488)、GNI (T:2160)、HENNGE (T:4475)などが売られた。
一方、後場に下げ幅を縮めたものの直近IPOのI-neがプラス圏を維持した他、東証が28日売買分から信用取引の臨時措置を解除するジモティー (T:7082)などが上昇。
その他、ロコンド (T:3558)、ホープ (T:6195)、フリー (T:4478)、カオナビ (T:4435)などが買われた。
なお、本日マザーズ市場へ新規上場となったrakumo (T:4060)の初値は持越しとなった。