[東京 12日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比30円95銭安の2万3588円74銭となり、続落した。その後も下げ幅を拡大し、現在2万3500円台半ばでの推移となっている。
前週末の米国株式市場は続伸となったものの、米株先物の軟調な動きや為替の円高基調が重しとなっているようだ。加えて、個別ではファーストリテイリング (T:9983)、ファナック (T:6954)、安川電機 (T:6506)などの指数寄与度の高い銘柄が下がっており、日経平均を押し下げる要因となっている。9日決算を発表した安川電機は午前9時10分現在、4%を超える下落となっている。
東証33業種では、鉄鋼、非鉄金属、銀行業などの22業種は値下がり。水産・農林業、精密機器、機械などの11業種は値上がりとなっている。