[ソウル 21日 ロイター] - 韓国の化学大手、LG化学 (KS:051910)は21日、第4・四半期には電気自動車(EV)用バッテリーの売り上げと利益が更に増加するとの見通しを示した。需要がおう盛なためという。
同社は米EV大手テスラ (O:TSLA)やドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループ (DE:VOWG_p)にEV用バッテリーを供給している。
第3・四半期の営業利益は前年同期比159%増の9020億ウォン(7億9700万ドル)と、過去最高を記録した。
アップル (O:AAPL)のiPhone向けなど小型電池も含む電池事業の営業利益は1690億ウォンで、2倍以上となった。主にテスラの中国製自動車に使用される円筒型電池の売り上げが貢献した。
欧州の自動車メーカーが相次いで新型EVを発表していることや、携帯デバイスの販売増なども増益要因となった。
主力の石油化学事業の営業利益は7220億ウォンと、こちらも2倍以上。原材料費の低下や外出自粛による家電需要の増加を受けた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201021T100202+0000