本日のマザーズ市場では、前日の流れを引き継いで買い持ち高を手仕舞う動きが先行した。
マザーズ指数は前場中ごろに5%近い下落となり、1200ptを下回る場面もあった。
ただ、その後は週末を前にした売り方の買い戻しや、目先のリバウンドに期待した買いが入り下げ渋った。
なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で2913.84億円。
騰落数は、値上がり120銘柄、値下がり197銘柄、変わらず11銘柄となった。
個別では、メルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)といった時価総額上位が全般軟調。
売買代金上位ではBASE (T:4477)、HENNGE (T:4475)などが売りに押された。
すららネット (T:3998)は手仕舞い売りが広がり、一時ストップ安を付けるなど急落。
サマンサJP (T:7829)やライトアップ (T:6580)もすららネットとともに下落率上位に顔を出した。
一方、時価総額上位ではマネーフォワード (T:3994)、売買代金上位ではGNI (T:2160)やサイバーダイン (T:7779)が上昇。
マネーフォワードは外資系証券の投資判断引き上げが観測された。
アンジェス (T:4563)は一部報道を受けて10%近い上昇。
また、JIG−SAW (T:3914)が上昇率トップとなった。