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短期的な物色とはいえ決算評価の流れがみられてくればセンチメント改善へ

発行済 2020-11-02 08:42
更新済 2020-11-02 09:01
© Reuters.  短期的な物色とはいえ決算評価の流れがみられてくればセンチメント改善へ

 2日の日本株市場は買い先行で始まるも、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。

10月30日の米国市場はNYダウが157ドル安だった。

米国内の新型コロナウイルス感染者数が計900万人を突破し連日増加傾向であることが嫌気された。

また、主要ハイテク株決算は概ね良好な内容だが、大統領選を控えて手仕舞う動きが広がっている。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比265円高の23145円。

円相場は1ドル104円60銭台で推移している。

 米国市場は下落となったが、アップルなどハイテク株の下落影響については、取引終了後の下落を織り込んで週末に大きく下落していたこともあり、織り込み済みの中でショートカバー優勢となったようである。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から改めて23000円を固める展開が意識されやすいところであろう。

 もっとも、祝日を控えていることから積極的な売買は手控えられるとみられ、シカゴ先物にサヤ寄せした後は、次第に模様眺めムードに向かいやすいところ。

また、祝日明け後は米大統領選の結果が判明することもあり、乱高下を警戒するなかでポジションは傾けづらいところでもあるため、短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。

ただ、改めてショートポジションを積み上げてくる流れにはなりづらいと考えられるため、こう着ながらも23000円レベルでの底堅さが意識されそうだ。

 また、決算発表が本格化しているが、先週末に発表した決算においても、村田製 (T:6981)、TDK (T:6762)、住友化 (T:4005)、ガイシ (T:5333)、日通 (T:9062)などの良好な決算が支援材料になりそうである。

短期的な物色とはいえ決算評価の流れがみられてくるようであればセンチメントを改善させるほか、インデックスに振らされにくい銘柄などへは決算を手掛かりとした見直しの流れにも向かわせやすいだろう。

Aiming (T:3911)、M&Aキャピ (T:6080)、すららネット (T:3998)などの決算を評価した物色がみられてくるかが注目されよう。

 テクニカル面では日経平均は10月2日安値とのダブルボトム形成が意識される。

23000円での明確な底入れとなるかは米大統領選後の動向次第の面はありそうだが、NYダウが約3カ月ぶりの安値水準まで調整をみせているなか、相対的に底堅さが意識されている日本株への海外勢によるショートニーズは潜在的に意識されてくるだろう。

一目均衡表では雲上限を割り込んできたが、23200円レベルに位置している雲上限を早期に回復してくるようだと、リバウンド機運を高めやすい。

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