40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

富士フイルム、通期営業益予想を上方修正 バイオ医薬の成長織り込む

発行済 2020-11-10 15:34
更新済 2020-11-10 17:27
© Reuters.

[東京 10日 ロイター] - 富士フイルムホールディングス (T:4901)は10日、2021年3月通期の連結営業利益(米国基準)予想を前年比23.4%減の1430億円に上方修正した。従来予想は1400億円。バイオ医薬品の開発・製造受託事業の成長を織り込んだ。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の平均は1487億円。

バイオ関連の好調を受けて、売上高予想も2兆2000億円から同4.5%減の2兆2100億円に引き上げた。株式売却益などを織り込み、純利益予想も上方修正。樋口昌之執行役員はオンライン会見で「コロナ影響を強く受けた状況下でも、(純利益は)昨年度と同額の1250億円を維持する」と述べた。

全社的に4―6月期を底に徐々に回復していく前提で、1―3月期は全セグメントで対前年増収を計画し、全体の売上高でコロナ影響のなかった19年1―3月期の水準を上回る計画。新型コロナウイルス感染症の治療薬候補で承認申請している「アビガン」の売り上げ影響は、国内備蓄で140億円弱、海外で数十億円を見込んでいる。

ドキュメント事業では、オフィスでのコピーボリュームは国内でコロナ禍前の95%、アジアパシフィックで90%まで戻るとみている。減少分はソリューション・サービスでカバーする。イメージング事業はインスタントカメラ「チェキ」の販売が7―9月に前年同期を上回っており、年末商戦に向けて回復傾向を継続させる考え。

20年4―9月期の営業利益は前年同期比38.6%減の564億円。純利益は同10.6%増の676億円だった。

*内容を追加しました。

(平田紀之 編集:青山敦子) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201110T063423+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます