本日のマザーズ指数は4営業日ぶりに反落となった。
朝方は前週末水準から開始したマザーズ指数だったが、寄り付き後即座にマイナスに転じると、1235ptを中心としたもみ合いに。
後場寄り付き直後には一時下げ幅を縮める局面も見られたが、結局は大引けにかけてアンジェス (T:4563)が一時マイナスに転じるなど急速に上げ幅を縮小。
これに影響される形でマザーズ指数も大引けにかけて弱含む格好となった。
なお、マザーズ指数は4営業日ぶりに反落、売買代金は概算で2737.83億円。
騰落数は、値上がり121銘柄、値下がり203銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、アンジェスがマザーズ売買代金トップにランクイン。
決算発表を受けて、BASE事業の伸び悩みが懸念されたBASE (T:4477)は10%安。
21年9月期の営業利益予想が前期比42.4%減の3.10億円と発表したHENNGE (T:4475)も失望売りが膨らみ17%安。
Chatwork (T:4448)も、20年12月期の営業利益予想を2.89億円に増額修正するも、予想の範囲内であったことから材料出尽くし感が台頭し急落。
Retty (T:7356)を筆頭にKIYOラーニング (T:7353)、カラダノート (T:4014)、rakumo (T:4060)など直近IPO銘柄も全般下げが目立った。
その他、メドレー (T:4480)、PSS (T:7707)、弁護士ドットコム (T:6027)、Jストリーム (T:4308)などが売られた。
一方、21年3月期第2四半期の純損益が黒字転換したサイバーダイン (T:7779)を筆頭に、ギフティ (T:4449)、オークファン (T:3674)などが決算を材料に物色された。