本日のマザーズ指数は、米国市場が大幅上昇し、東証1部市場の寄り付き前の気配値も好調に推移していたものの、反落してスタートした。
寄り付き後は、個人投資家の高値警戒感が高まり、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)、ラクス (T:3923)など急落したことが重しとなり、マザーズ指数もマイナス圏に下落し終日軟調な展開となった。
しかし、時価総額上位のAIinside (T:4488)やJTOWER (T:4485)が上昇して相場を下支えしたことで若干下げ幅を縮小して取引を終了した。
日足チャートでは25日線で跳ね返され75日線で下げ止まりしているが、時価総額上位銘柄を中心に利食い売りに押され上値の重さが警戒されることになりそうだ。
マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1857.15億円。
騰落数は、値上がり78銘柄、値下がり246銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、オープンハウス (T:3288)と法人顧客・富裕層向けサービスで業務提携を締結したと発表したアイリックコーポレーション (T:7325)がストップ高となった。
また、20日に発表した10月売上高を引き続き材料視したレントラックス (T:6045)が11%を超える上昇となった。
そのほか、バリュエンス (T:9270)、日本情報クリエイト (T:4054)、松屋アールアンドディ (T:7317)が高い。
一方、第7回新株予約権を割当先のみずほ証券に2000個の行使を許可したと発表したホープ (T:6195)は9%を超える下落となった。
また、主力株を売る流れから比較的に時価総額が大きいKIYOラーニング (T:7353)が9%を超える下落となった。