本日のマザーズ市場では、売買代金の減少が一段と進み、マザーズ指数の反発もやや鈍かった。
売買代金は4月23日以来、およそ7カ月ぶりの低水準。
東証1部市場では日本電産 (T:6594)やエムスリー (T:2413)、東エレク (T:8035)といった値がさグロース(成長)株が上場来高値を更新し、マザーズ市場でも全般に買いが優勢となった。
ただ、マザーズ主力株はこのところ値動きが悪く、個人投資家に敬遠ムードが広がっているようだ。
なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1449.61億円。
騰落数は、値上がり182銘柄、値下がり138銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、時価総額上位のフリー (T:4478)やJMDC (T:4483)、売買代金上位のJTOWER (T:4485)やアララ (T:4015)が上昇。
前日ストップ高のアイリック (T:7325)が大幅続伸し、動画配信需要拡大への期待が根強いJストリーム (T:4308)も大きく買われた。
また、イード (T:6038)は「バーチャルキー」採用のリリースが材料視され、ストップ高を付けた。
一方、メルカリ (T:4385)やラクス (T:3923)は上値が重く小幅に下落。
売買代金上位ではBASE (T:4477)やAIinside (T:4488)が売りに押された。
また、飲食店への時短営業要請が広がっていることを受け、食材卸のミクリード (T:7687)が下落率トップとなった。