本日のマザーズ指数は、米国市場でナスダックが史上最高値を更新したことや、マザーズ先物のナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でスタートした。
寄り付き後は、AIinside (T:4488)など時価総額上位銘柄が強含みしたことから、マザーズ指数も一時、16.01pt高まで上昇する場面があった。
しかし、時価総額上位のフリー (T:4478)やメルカリ (T:4385)などが下落したことが相場の重しとなり上げ幅を縮小し、前日終値を挟んだ方向感の無い値動きでの展開が続き、小幅続伸で本日の取引を終了した。
なお、クラウド関連銘柄の下落が目立ち、相場の重しとなったが、好材料を発表したそーせい (T:4565)やアンジェス (T:4563)などバイオ株の一角が上昇しマザーズ指数を下支えしたようだ。
マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で2079.12億円。
騰落数は、値上がり226銘柄、値下がり98銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、バイオ医薬品企業のバイオヘイブン社とグローバルな研究開発提携およびライセンス契約を締結したそーせいは3%を超える上昇となった。
また、住宅ローンコンサルティングのMFSが26日に発表した調査で住宅購入希望者のうち戸建て派が44%とコロナ前の22%より増加したことが好感され個人住宅主体のアーキテクツ・スタジオ・ジャパン (T:6085)がストップ高となった。
そのほか、ロコガイド (T:4497)、JMC (T:5704)、みらいワークス (T:6563)が高い。
一方、21年1月期第3四半期業績で営業利益を1.90億円の赤字と発表したピースリー (T:6696)は12%を超える下落となった。
また、小売り業の11月の月次売上が失速していることからBASE (T:4477)は4%を超える下落となった。