本日のマザーズ指数は、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やマネーフォワード (T:3994)が下落して寄り付きしたことから反落でのスタートとなった。
しかし、寄り付き後は、JTOWER (T:4485)やマクアケ (T:4479)、JMDC (T:4483)などが堅調に推移したことからマザーズ指数も一時はプラスに転じる場面があった。
その後、メドレー (T:4480)やフリー (T:4478)、サイバーダイン (T:7779)など時価総額上位銘柄が急速に値を下げたことで、マザーズ指数は25.22pt安まで下落する方向感の無い値動きとなった。
なお、大引けにかけて、BASE (T:4477)、AIinside (T:4488)が強含みしたことが相場を押し上げ、マザーズ指数は下げ幅を縮小して取引を終了した。
日足チャートでは昨日に25日線、75日線をデッドクロスして上値が重くなり5日線で跳ね返される形となった。
マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1324.36億円。
騰落数は、値上がり98銘柄、値下がり226銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、中国・四川でコロナ市中感染の疑いとのニュースにより子会社の和心医薬が中国で一般医薬品のECサービスを行っているメディア工房 (T:3815)が思惑から買いを集めストップ高となった。
また、ティームエンタテインメントとテンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループによる中国市場での楽曲配信サービス合意と発表したエディア (T:3935)はストップ高となった。
そのほか、ティアンドエス (T:4055)、フレアス (T:7062)、MRT (T:6034)が高い。
一方、第4回新株予約権で11億円の調達を発表したDELTA-P (T:4598)は株式の希薄化が懸念され18%を超える下落となった。
また、21年4月通期予想で営業利益を4.36億円から2.00億円に下方修正を発表したアスカネット (T:2438)は業績の先行きが警戒され10%を超える下落となった。