本日のマザーズ市場では、前日に続き積極的な買いが入りづらいなかで売り優勢となった。
個人投資家による短期の値幅取りを狙った物色は活発だったが、その矛先はMBO(経営陣が参加する買収)の思惑が広がるソフトバンクG (T:9984)や政策期待の高まった新電池関連銘柄に向き、新興ハイテク株の売買は盛り上がりに欠けた。
なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1356.17億円。
騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり232銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、時価総額上位のラクス (T:3923)、売買代金上位のエヌピーシー (T:6255)やJTOWER (T:4485)が軟調。
Jストリーム (T:4308)やケアネット (T:2150)は手仕舞い売りがかさみ、下げが目立った。
また、ここ数日の上昇が目立っていたバンクオブイノベ (T:4393)も一転急反落し、下落率トップとなった。
一方、時価総額上位ではメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)、売買代金上位ではBASE (T:4477)やAIinside (T:4488)が堅調。
上期業績見込みを発表したフロンティアI (T:7050)、新サービスの提供を開始したインテM (T:7072)などは急伸し、メディア (T:3815)やフレアス (T:7062)はストップ高を付けた。