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プロスペクト Research Memo(3):再生可能エネルギー関連事業を成長ドライバーとして推進

発行済 2020-12-14 15:13
更新済 2020-12-14 15:21
© Reuters.  プロスペクト Research Memo(3):再生可能エネルギー関連事業を成長ドライバーとして推進

■事業概要1. 主な事業内容プロスペクト (T:3528)の事業セグメントは、2020年3月期までは不動産販売事業、アセットマネジメント事業、再生可能エネルギー事業、その他として開示されていたが、2021年3月期より不動産(販売)事業、再生可能エネルギー事業の2つに集約された。

(1) 不動産(販売)事業(2021年3月期第2四半期売上高比率:74.2%)セグメントとしては1つに集約されたが、内容は以前からのマンション分譲(一般的なマンションデベロッパーと同様に、土地を仕入れ、マンションを建設して分譲する事業)、土地建物(宅地及び戸建住宅の販売や建物の一棟販売等を行う事業。

主にマンション分譲事業に付随して発生する土地や建物の売却事業)、注文住宅(戸建住宅の建築請負やリフォーム工事等)が含まれている。

(2) 再生可能エネルギー事業(同25.8%)太陽光発電等の権利を取得して投資並びに開発を行い、発電された電気を電力会社に販売する事業モデルとなっている。

権利を取得して投資を行い収益(キャッシュ・フロー)を回収する一方で、投資収益を計算して設備そのものを売却することも行う。

このような考え方は、賃貸ビル事業と同じと言える。

2021年9月末現在で6ヶ所(同社出資分発電量32.4MW)が稼動中で、出資のみの案件が2ヶ所ある。

またロシアにおいて、バイオマス発電用木質ペレットの製造工場が2020年2月に竣工し、フランスのENGIE ENERGY MANAGEMENT SCRL(以下、ENGIE EM)と最短12年間の長期契約を締結している。

2. 事業の特色前述のように同社の事業は、マンション分譲、再生可能エネルギー事業と一見異なる分野で展開されているように見えるが、実は基本的には土地や権利、案件(プロジェクト)などを仕入れ(買取りや出資)、それに対して投資(資金注入やリノベーション)を行い後日収益(キャッシュ・フローまたは転売益)を回収する、という点では同じ考え方に基づいており、この点が同社の事業展開の特色とも言える。

現在は不動産関連事業と再生可能エネルギー事業が中核事業となっているが、今後もこのような考え方に沿った事業があれば、M&Aも含めて積極的に展開していく計画だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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