[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26642.75;-89.69TOPIX;1779.87;-10.65[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比89.69円安の26642.75円と前場終値から若干下げ幅を拡大して取引を開始した。
ランチタイム中の225先物は横這いで推移。
アジア市場はほぼ全面安。
為替は1ドル=104円10銭近辺と朝方から円安で推移。
午前の日経平均は、米国市場でダウが下落したことやGoToトラベルの全国停止を受けて投資心理が悪化し、反落でスタートした。
寄り付き後は、時価総額上位のソフトバンクG (T:9984)が上昇に転じたことで、日経平均も一時プラスに転じる場面があったものの、ソフトバンクGが値を消したことで再び下落に転じ、総じて軟調な展開となった。
日本とブラジルの防衛協定の報道で防衛関連株が上昇したが、輸出関連株や航空、鉄道など旅行関連株が下落した。
なお、午前のTOPIXの下落率は0.48%であり日銀のETF買いは望み薄のようだ。
後場の日経平均は、前場終値から若干下げ幅を拡大してスタート後は、下げ幅を拡大する場面があり、本日の安値圏での推移となっている。
セクター別では、空運業、保険業、鉄鋼、海運業などが下落率上位となっており、一方、パルプ・紙、ガラス・土石製品が上昇率上位となっている。
東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、ANA (T:9202)、トヨタ (T:7203)、キーエンス (T:6861)、神戸物産 (T:3038)が安い、そのほか、エムスリー (T:2413)、ファナック (T:6954)、第一三共 (T:4568)、京セラ (T:6971)が高い。