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シュッピン Research Memo(7):2021年3月期予想は、第2四半期決算時点では据え置き

発行済 2020-12-15 15:17
更新済 2020-12-15 15:21
© Reuters.  シュッピン Research Memo(7):2021年3月期予想は、第2四半期決算時点では据え置き

■業績予想1. 2021年3月期の業績予想2021年3月期の業績予想についてシュッピン (T:3179)は、第2四半期決算時点では期初予想を据え置き、売上高を前期比9.1%減の31,509百万円、営業利益を同30.0%減の1,228百万円、経常利益を同28.8%減の1,236百万円、当期純利益を同32.4%減の807百万円と見込んでいる。

売上高は、年間を通じて、「カメラ」及び「時計」事業のEC売上が順調に伸びる一方、コロナ禍の影響により店舗売上が低調に推移し、売上高全体では減収となる見通しとなっている。

一方、利益面でも、引き続き粗利益率の改善を図っていくものの、減収による販管費率の上昇により、営業利益率は3.9%(前期は5.1%)に低下する見通しである。

同社では、費用の低減化に努める一方、引き続き中長期的な成長持続のための投資や取り組みは継続していく考えである。

なお、上期業績が売上高、各利益ともに計画を上回ったにもかかわらず、通期予想を据え置いたのは、コロナ禍が続くなかで、業績インパクトの強い年末商戦の動向を見定めたうえで修正を行うとの判断によるものである。

2. フィスコの見方弊社でも、コロナによる影響や年末商戦の動向には注意する必要があるものの、EC強化策が奏功し、EC売上が順調に伸びているほか、先行指標となるKPIもコロナ禍前を上回るペースで伸長していること、粗利益率の改善が進んでいること、負担となっていたポイント還元制度が2020年6月末で終了したことなどを勘案すれば、同社の業績予想は十分に上方修正の可能があると見ている。

コロナ禍の影響が不透明ななかで、店舗売上の回復への道筋は限定的となる可能性が高いが、このような環境下だからこそ、戦略の軸であるECの成長加速に向けて一気に舵を切るべきであり、引き続きEC強化への取り組みや具体的な成果に注目していきたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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