
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26754.79;-2.61TOPIX;1788.02;+1.19[後場の投資戦略] 前場の日経平均は前日終値を挟み一進一退の展開となった。
方向感に乏しいとも言えるが、年内最後の注目イベントだったFOMCをまずまず無難に通過したと受け止められているのだろう。
最近の新型コロナ感染拡大を受けて今回のFOMCでの追加緩和に期待する向きも根強くあったかもしれないが、一方で市場関係者からは「ネガティブサプライズが出る可能性もある」などとの指摘が散見されていた。
パウエル氏が現在の株価水準に懸念を示さず、量的緩和の長期化を示唆したことで、株高基調が続くとの期待を持ちやすい。
売買代金上位の動向や業種別騰落率を見ると、新型コロナ感染拡大で空運株を中心に売りが出る一方、任天堂やエムスリーなどの「ウィズコロナ」グロース株には積極的な買いが入っているようで、やはり投資姿勢が後退した印象は受けない。
ただ、前日から先物市場の売買は非常に低調。
FOMCを通過し、年末にかけて取引参加が減ることが見込まれ、やはり相場全体に大きな方向感は出にくいだろう。
前引けの東証株価指数(TOPIX)は0.07%の上昇となっており、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れは実施されない公算が大きい。
円相場は朝方強含みだったが、1ドル=103.30円近辺でひとまず上げ一服といった印象。
アジア市場では中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が小動きにとどまっており、後場の日経平均ももみ合いが続くとみておきたい。
こうしたなか、個人投資家によるIPO(新規株式公開)銘柄の物色は引き続き活発だ。
本日はこの12月でも最も多い5社同時上場となったが、東証2部のオーケーエム (T:6229)は公開価格をやや上回る初値を付けてから上昇。
ジャスダックのリベルタ (T:4935)は前場の取引終了前に公開価格を7割超上回る初値を付けた。
マザーズのビートレンド (T:4020)、プレイド (T:4165)、かっこ (T:4166)はまだ買い気配のまま初値を付けていない。
プレイドはブックビルディングで海外投資家の旺盛な需要が観測されていたが、それでも公募・売出しによる吸収金額が200億円を超える大型のマザーズIPOであることを考慮すると、ここまで買い気配が続いているのは圧巻というしかない。
来週もウェルスナビ(22日)やヤプリ(22日)といった注目のテック系ベンチャーのIPOがあるが、プレイドの活況ぶりはこれらへの期待を一段と高めそうだ。
ただ、新興株相場全体の上げが一服するなかで、公開価格の水準が案件ごとにかなり強弱分かれている印象がある。
これが初値あるいはその後の値動きに大きな影響を与える可能性もあるだろう。
短期売買と割り切るなら別だが、中長期での保有を検討する際はこの点も十分考慮しておきたい。
(小林大純)
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