日本アジア投資 (T:8518)は17日、中国成都市の成都高新技術(ハイテク)産業開発区管理委員会、上海利暘文化科技発展の二者と、協力協定を締結したと発表した。
上海利暘文化科技発展は文化観光技術事業と娯楽事業を手掛けている。
協定は、日本企業と成都市企業の事業進出を相互に支援することを目的としている。
成都市は四川省の省都であり、内陸部における物流の中心地として航空、鉄道、道路運輸の要衝となっている。
中国中央政府からは戦略的支援を受けており、人的資源も豊富なため、最先端の航空宇宙産業や航空機設計、文化デジタル産業、交通産業が盛んである。
同社は投資先の日本企業の海外進出支援とアジア企業の対日投資の支援に向け、アジア圏のネットワークを強化している。
今回の協定もその一環である。
今後はネットワークを活用して、日本企業のアジア進出を支援するファンドの設立や日本とアジアのクロスボーダーM&A業務を展開する計画だ。