[ワシントン 23日 ロイター] - ペロシ米下院議長は23日、2021年度の国防予算の大枠を定める総額7400億ドルの国防権限法案に対してトランプ大統領が行使した拒否権を覆すため、12月28日に採決を実施すると発表した。
ペロシ議長は声明で、トランプ氏の拒否権行使は「われわれの軍に害を及ぼす極めて無謀な行為」で、米国の国家安全保障を脅かすと非難した。
トランプ氏は23日の声明で、南部連合の将軍らの名前を冠した軍事施設の名称変更に関する条項が「退役軍人や米軍の歴史」を軽視していると主張した。