本日のマザーズ市場では、主力IT株を中心に買い優勢となった。
米国では追加経済対策が成立するとともに主要ハイテク株が大きく上昇。
本日の東京市場でもグロース(成長)株の上げが目立ち、新興株中心のマザーズ市場にとって追い風となったようだ。
日経平均が節目の27000円台を回復し、大幅上昇したことも個人投資家のセンチメントを上向かせた。
一方で、本日も直近IPO(新規株式公開)銘柄が賑わったものの、引けにかけて急失速するものが多かった。
なお、マザーズ指数は3日ぶり大幅反発、売買代金は概算で2308.65億円。
騰落数は、値上がり274銘柄、値下がり65銘柄、変わらず4銘柄となった。
個別では、メルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、JMDC (T:4483)などの時価総額上位が全般堅調で、ラクス (T:3923)は7%の上昇となった。
売買代金上位ではココペリ (T:4167)、いつも (T:7694)、エネチェンジ (T:4169)などの直近IPO銘柄が上昇したが、前述のとおり引けにかけて失速。
ただ、クリングル (T:4884)は終値でも15%近い上昇となった。
また、HANATOUR (T:6561)が上昇率トップで、コクヨ (T:7984)との資本業務提携を発表したGDH (T:4437)は買い気配のままストップ高比例配分となった。
一方、直近IPO銘柄のヤプリ (T:4168)は引けにかけてマイナス転換し、プレイド (T:4165)も伸び悩み反落。
また、アーキテクツSJ (T:6085)やMacbeeP (T:7095)が下落率上位に顔を出した。
なお、本日マザーズに新規上場したオンデック (T:7360)は買い気配のまま初値が付かなかった。