29日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり206銘柄、値下がり17銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は大幅続伸。
28日の米株式市場でNYダウは204ドル高と3日続伸し、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。
追加経済対策・歳出法案がトランプ大統領の署名により27日に成立したことが好感され、新型コロナウイルスワクチンへの根強い期待も相場を押し上げた。
本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタートすると、寄り付き直後には27000円台を回復。
その後も先物主導で上げ幅を広げる展開が続き、引けにかけて27602.52円(前日比748.49円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比714.12円高の27568.15円となった。
終値としては1990年8月以来の高値水準となる。
東証1部の売買高は10億2087万株、売買代金は2兆2042億円だった。
業種別では、空運業、サービス業、陸運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。
鉱業とゴム製品の2業種のみ下落した。
東証1部の値上がり銘柄は全体の83%、対して値下がり銘柄は14%となった。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり1銘柄で日経平均を約140円押し上げた。
同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、東京エレクトロン (T:8035)、エムスリー (T:2413)、リクルートHD (T:6098)、ファナック (T:6954)、信越化学 (T:4063)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはJT (T:2914)となり1銘柄で日経平均を約3円押し下げた。
同2位は日野自動車 (T:7205)となり、横浜ゴム (T:5101)、ヤマハ発動機 (T:7272)、サッポロHD (T:2501)、電通グループ (T:4324)、AGC (T:5201)などがつづいた。
*15:00現在日経平均株価 27568.15(+714.12)値上がり銘柄数 206(寄与度+720.08)値下がり銘柄数 17(寄与度-5.96)変わらず銘柄数 2○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 90810 3910 +140.80 (T:9984) ソフトバンクG 8055 349 +75.41 (T:8035) 東エレク 38660 1280 +46.09 (T:2413) エムスリー 9874 450 +38.89 (T:6098) リクルートHD 4366 168 +18.15 (T:6954) ファナック 25715 495 +17.83 (T:4063) 信越化 18345 475 +17.11 (T:4543) テルモ 4342 112 +16.13 (T:6857) アドバンテ 7730 210 +15.12 (T:6367) ダイキン 23215 420 +15.12 (T:4568) 第一三共 3592 127 +13.72 (T:6762) TDK 15620 330 +11.88 (T:6971) 京セラ 6360 163 +11.74 (T:4911) 資生堂 7223 318 +11.45 (T:2801) キッコーマン 7230 310 +11.16 (T:9735) セコム 9627 306 +11.02 (T:9613) NTTデータ 1417 54 +9.72 (T:6988) 日東電 9180 270 +9.72 (T:4519) 中外薬 5494 88 +9.51 (T:9433) KDDI 3105 42 +9.07○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:2914) JT 2090 -96 -3.46 (T:7205) 日野自 896 -12 -0.43 (T:5101) 浜ゴム 1558 -20 -0.36 (T:7272) ヤマハ発 2135 -8 -0.29 (T:5901) 洋缶HD 1155 -5 -0.18 (T:2501) サッポロHD 2058 -25 -0.18 (T:5201) AGC 3675 -25 -0.18 (T:4324) 電通G 3160 -5 -0.18 (T:1605) 国際帝石 562 -11 -0.16 (T:4042) 東ソー 1621 -6 -0.11 (T:5108) ブリヂストン 3430 -3 -0.11 (T:7004) 日立造 578 -13 -0.09 (T:4631) DIC 2641 -24 -0.09 (T:7751) キヤノン 2022 -1.5 -0.08 (T:4004) 昭電工 2218 -7 -0.03 (T:7003) 三井E&S 363 -6 -0.02 (T:5707) 東邦鉛 2347 -5 -0.02