本日のマザーズ指数は、米国市場が反落したことや寄り付き前のマザーズ先物がマイナスで取引を開始した流れから反落でスタートした。
寄り付き後は、売買代金上位に直近IPO銘柄が目立つ閑散とした相場となった。
時価総額上位の、BASE (T:4477)やJTOWER (T:4485)、などが下落し相場の重しとなったが、AIinside (T:4488)が徐々に上げ幅を拡大したことが、相場を押し上げしマザーズ指数はプラスに転じた。
なお、大引け直前にメドレー (T:4480)が下げ幅を拡大したことで、マザーズ指数は若干上げ幅を縮小し取引を終了した。
全体としては、時価総額上位銘柄を売り、直近IPO銘柄を物色する流れが出たことが相場の上値を抑えたようである。
マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で2123.12億円。
騰落数は、値上がり214銘柄、値下がり117銘柄、変わらず13銘柄となった。
個別では、直近IPO銘柄物色の流れからスタメン (T:4019)が20%を超える上昇となった。
また、マイクロニードルのアプリケータに関して中国において特許査定と発表したメドレック (T:4586)は7%を超える上昇となった。
そのほか、ENECHANGE (T:4169)、ココペリ (T:4167)、ウェルスナビ (T:7342)が高い。
一方、昨日に大幅上昇した利食い売りに押されGDH (T:4437)が8%以上の下落となった。
また、同じく昨日上昇の利食い売りに押されたメドレーが5%を超える下落となった。