[ブラジリア 20日 ロイター] - ブラジル中央銀行は20日、政策金利を過去最低の2.00%に据え置いた。据え置きは4会合連続で、市場の予想通りだった。ただ、インフレ期待が今後2年の目標に向かい上昇していることを踏まえ、長期間にわたり金利を低く維持する「フォワードガイダンス」を廃止すると発表した。
金融政策委員会(COPOM)は、全会一致の決定だったとし、景気の先行き不透明感により、現行の金融刺激策が引き続き正当化されると説明した。
ロイター調査ではエコノミスト32人全員が据え置きを予想していた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210120T222416+0000