[3日 ロイター] - 米財務省は3日、来週実施する四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)の総額が1260億ドルになると発表した。
内訳は、3年債が580億ドル、10年債が410億ドル、30年債が270億ドル。
第1・四半期の借入予定額は2740億ドルとし、当初の見積もり
である1兆1270億ドルから大幅に引き下げた。年初時点でのキャッシュバランスが上向いたためという。
財務省は声明で「2020年4月以降、固定利付債および変動利付債の発行規模を拡大したほか、インフレ指数連動債の発行も段階的な拡大を始めており、こうした変更により短期的に予測される借入ニーズに対応する上で十分なキャパシティーが生まれたと考えられる」と説明。また、新たな資金需要の増加には、財務省短期証券(Tビル)やキャッシュ・マネジメント・ビル(CMB)の発行拡大で対処する方針を示した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210203T151238+0000