[フランクフルト 19日 ロイター] - ドイツ自動車大手BMWが19日、第1・四半期決算が新型コロナウイルス流行の影響に見舞われた前年同期から予想以上に回復したと明らかにした。価格上昇と中国での旺盛な需要が要因。
予定外に公表した暫定値によると、税引き前利益は37億6000万ユーロ(45億3000万ドル)と370%急増。売上高は全ての主要地域と全ブランドで増加した。
特に中国が好調だったほか、価格動向や堅調な中古車需要に触れ、利益が市場予想を上回ったと指摘した。
競合の独ダイムラーも先週、中国でのメルセデス・ベンツへの需要増や価格上昇で第1・四半期の利益が予想を上回ったと発表していた。
BMWは5月7日に第1・四半期決算の詳細を発表する。