40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ソニーG、今期は小幅減益 半導体不足と巣ごもり需要一服で

発行済 2021-04-28 15:22
更新済 2021-04-28 18:09
© Reuters. ソニー、今期連結営業利益見通しは9300億円 予想下回る

[東京 28日 ロイター] - ソニーグループは28日、今期連結営業利益(国際会計基準・IFRS)見通しを9300億円と発表した。映画分野を中心に小幅増収となるが、音楽分野で売却益を計上して膨らんだ前期営業利益(米国基準)9718億円には届かない。

<PS5、半導体不足解消しても増産には時間>

主力のゲーム・ネットワークサービス分野の営業利益計画は、米国基準で算出した前期から172億円減の3250億円。

十時裕樹・副社長兼最高財務責任者(CFO)によると、プレイステーション5(PS5)は「非常に強い需要に供給が十分追いついていない」と好調だが、半導体不足などによる部品の供給不足が当面続く見通しだという。

PS5の今期販売台数目標は、PS4導入2年目の1480万台を上回る水準と設定した。世界的な半導体不足は次第に解消するとの見方も出始めているが、十時氏は「急に増産できるものではない。半導体不足だけでなく、様々な部分が影響するので、現時点では1480万台を超えることを、まず目標としたい」と慎重な姿勢を示した。

PSプラスを中心とするネットワークサービスは「前年度のような巣ごもり需要による会員数の大幅増は見込んでいない。増加した有料会員数の維持・拡大を目指す」とした。

音楽分野の今期営業利益計画は1620億円。海外事業譲渡の反動で前期から261億円減少する。研究開発費がかさむイメージング&センシングソリューション分野も、今期1400億円と同59億円減る見通し。

IBESがまとめたアナリスト24人の今期連結営業利益の予想平均値は9811億円だった。同社は今期からIFRSを適用するため、前期比の増減率は公表しないとしている。

*内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます