[ヨハネスブルク 25日 ロイター] - 南アフリカの医療当局は25日、今夏の東京五輪に参加予定の同国選手が大会前に新型コロナウイルスのワクチンを接種すると発表した。
これまでワクチン接種に関しては高齢者や医療従事者が優先されていたが、南アフリカ医学研究評議会(SAMRC)の責任者によると、ファイザー社製、ジョンソン・エンド・ジョンソン社製のワクチン割り当てを整理することで、一般市民にもワクチンが行き渡るようになり、結果的に追加分のワクチンを確保できるという。
南アフリカは新型コロナウイルスの被害がアフリカで最も大きな国で、150万人以上の感染者と5万人以上の死者が確認されている。