[東京 23日 ロイター] - マツダは23日、半導体を使う一部部品の調達に支障があるとして、7月に防府第1工場(山口県防府市)を10日間停止すると発表した。世界的な半導体不足で自動車各社が生産を休止しているが、マツダは今回が初めて。
マツダは同工場で小型車「マツダ2」や小型のスポーツ多目的車(SUV)「CX─3」などを生産している。
マツダは5月の決算会見時、2022年3月期の半導体不足による出荷への影響は約10万台を前提とし、在庫を最大限活用しながら約7万台に抑えていく方針を示している。広報担当者によると、同工場での減産分はこれに含まれるという。