[東京 27日 ロイター] - 27日の株式市場で、ソフトバンクグループが連日の年初来安値更新。昨年11月26日以来となる8カ月ぶりの7000円割れとなった。午前9時05分現在、東証1部で売買代金第1位となっている。この日の下げで3月16日に付けた年初来高値1万0695円からの下げ率は35%を超えた。
株価の下落過程で信用買い残が増加するなど需給状態が悪く、市場では「人気銘柄だけに同社が下げ止まらないと本格反騰は難しい」(国内証券)との声も聞かれる。
直近の信用残高は、売りが約133万株、買いが約1793万株、信用倍率は13.4倍となっている。