[27日 ロイター] - 豪大手投資銀行マッコーリー・グループは27日、資産運用部門が新たに起ち上げた北米のインフラ投資に特化したファンドに目標の50億ドルを大きく上回る69億ドルが集まったと明らかにした。
マッコーリー・インフラストラクチャー・パートナーズVは主に米国の廃棄物処理、公益事業、エネルギー、輸送、通信などの分野の企業に投資する。
先行ファンドのマッコーリー・インフラストラクチャー・パートナーズIV(50億ドル)とIII(30億ドル)は、両ファンドの投資家であるイリノイ州立大学退職金制度によると、昨年9月時点でそれぞれ9.4%と13.1%のリターンを記録している。
北米インフラファンドには昨年530億ドルが集まった。データ会社プレキンによると、世界全体ではおよそ1000億ドルで、昨年6月までの10年間の純内部収益率(IRR)は8.6%だった。