[ワシントン 5日 ロイター] - 米ホワイトハウスの新型コロナ対策調整官を務めるジェフ・ザイエンツ氏は5日、省庁間の作業部会が外国人渡航者に対し、新型コロナワクチン接種の義務付けを検討していると述べた。ただ、最終決定には至っておらず、直ちに渡航制限を解除する予定はないという。
ロイターは4日、バイデン政権が、米国を訪れるほぼ全ての外国人渡航者に対しワクチン接種を義務付ける計画を策定していると報じた。
ホワイトハウスのサキ報道官は会見で、現状では感染率が低くても入国が禁止されている国もあれば、感染率が高くても入国が禁止されていない国もあると認めた上で、米国が外国人渡航者に対するワクチン接種を義務付けるかどうかは分からないと述べた。