[5日 ロイター] - 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が5日に発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は、全般的な保険事業と退職金事業が好調だったことで、利益が予想を上回った。
調整後の株主帰属税引後利益は13億3000万ドルと、前年同期の5億6100万ドルから増加。一時項目を除く1株当たり利益は1.52ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の1.20ドルを上回った。
全般的な保険事業の保険料収入は4億6300万ドル。前年同期は新型コロナウイルス感染拡大を受け、3億4300万ドルの損失を計上していた。
調整後の税引き前利益は、退職金事業が11億2000万ドルと、26%増加。生命保険事業が2000万ドルと、前年同期の200万ドルから増加した。