[コナクリ 7日 ロイター] - 西アフリカ・ギニアの主要野党指導者は7日、週末のクーデターで権力を掌握した国軍特殊部隊が政権基盤を固める中、暫定政権への参加に前向きな姿勢を示した。
特殊部隊を率いる元フランス外国人部隊兵士のママディー・ドゥムブヤ氏は、暫定的な挙国一致内閣を設置して「新たな統治と経済発展の時代の基調を打ち出す」と約束しているが、詳細や時期などは明らかにしていない。
主要野党指導者のセル・ダーレン・ディアロ氏はロイターに対し、暫定政権についてまだ打診されていないとした上で、参加する用意があると表明。「わが国の憲法秩序を取り戻すプロセスに参加するため、代表者を送っても良い」と述べた。
ディアロ氏は元首相で、昨年10月に行われた直近の選挙を含む3回の大統領選でコンデ大統領に敗れた。