8日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり162銘柄、値下がり61銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は8日続伸。
245.71円高の30161.85円(出来高概算6億2990万株)で前場の取引を終えている。
連休明け7日の米株式市場でのNYダウは269.09ドル安(-0.76%)と続落。
先週発表された8月雇用統計が予想を大幅に下回ったことで景気回復ペースの減速が警戒されるなか、新型コロナウイルスのデルタ株による経済への影響や財政支援の終了でエコノミストが成長予測を引き下げたこともあり、ダウは終日軟調に推移。
一方、米長期金利は1.3%台後半へと上昇する中ではあったが、ハイテク株の買いは続き、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新した。
ダウの下落を受けて本日の日経平均は96.59円安の29819.55円でスタート。
ただ、米ハイテク株高や根強い次期政権による経済対策への期待から買い優勢の地合いは継続しており、即座に切り返してプラス圏に浮上。
断続的に買いが入り前場中頃には3万を回復、その後も上げ幅を拡げる動きが続いた。
個別では、前日にドイツテレコムと長期戦略的パートナーシップおよびTモバイル株に関する株式交換に合意したと発表したソフトバンクG (T:9984)が連日の急伸劇を見せている。
上半期業績は大幅な上振れ着地となったCasa (T:7196)、業績予想を上方修正した長大 (T:9624)、自社株買いを発表したライドオンE (T:6082)などもそれぞれ大幅に上昇。
前日が公募の払込期日だったケイアイスター (T:3465)は需給悪化懸念の後退で大幅反発。
そのほか、次期首相候補を睨んだ物色が引き続き旺盛で、脱炭素関連のレノバ (T:9519)が連日の急伸、新興市場では、米アマゾンと三菱商事 (T:8058)の太陽光発電設備の開発受託に関する報道を受けてウエストHD (T:1407)が急騰している。
主力株では、レーザーテック (T:6920)が大幅高で上場来高値を更新し、これに刺激を受けたかアドバンテスト (T:6857)も大幅高。
米長期金利の上昇を背景に三菱UFJ (T:8306)などの大手金融株もしっかり。
そのほか、ベイカレント (T:6532)が大幅に上昇し、米バイオ製薬ノババックス製ワクチンの国内での生産・供給を担う武田薬 (T:4502)や、東エレク (T:8035)、JR東 (T:9020)、塩野義 (T:4507)、リクルートHD (T:6098)、資生堂 (T:4911)、第一三共 (T:4568)、HOYA (T:7741)などが堅調。
一方、非公開化が正式発表されTOB(株式公開買い付け)価格にサヤ寄せする動きとなったNIPPO (T:1881)が大きく下落。
エルサルバドルで世界で初めて法定通貨となったビットコイン価格が、同国でのシステムトラブルで急落したことを背景にマネックスG (T:8698)が大幅に下落した。
そのほか、日本郵船 (T:9101)や商船三井 (T:9104)などの大手海運株、一昨日に日経平均に新たに採用されることが発表された任天堂 (T:7974)や村田製 (T:6981)、投資判断の格下げが観測されたJFE (T:5411)などが軟調。
セクターでは、情報・通信業、銀行業、電気・ガス業などが上昇率上位となった一方、その他製品、海運業、水産・農林業などが下落率上位に並んだ。
東証1部の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は32%となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)となり1銘柄で日経平均を約119円押し上げた。
同2位は東エレク (T:8035)となり、アドバンテス (T:6857)、第一三共 (T:4568)、リクルートHD (T:6098)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはオムロン (T:6645)となり1銘柄で日経平均を約4円押し下げた。
同2位はテルモ (T:4543)となり、中外製薬 (T:4519)、キッコーマン (T:2801)、コナミHD (T:9766)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 30161.85(+245.71)
値上がり銘柄数 162(寄与度+294.19)
値下がり銘柄数 61(寄与度-48.48)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9984) ソフトバンクG 7497 554 +119.70
(T:8035) 東エレク 51300 640 +23.05
(T:6857) アドバンテ 10490 240 +17.29
(T:4568) 第一三共 2867.5 77.5 +8.37
(T:6098) リクルートHD 6789 76 +8.21
(T:4911) 資生堂 8131 225 +8.10
(T:2413) エムスリー 8060 91 +7.86
(T:6762) TDK 12610 180 +6.48
(T:9433) KDDI 3765 30 +6.48
(T:9613) NTTデータ 2146 25 +4.50
(T:6988) 日東電 9080 120 +4.32
(T:4507) 塩野義 7605 116 +4.18
(T:9983) ファーストリテ 76060 110 +3.96
(T:7267) ホンダ 3475 44 +3.17
(T:3659) ネクソン 2331 35 +2.52
(T:4021) 日産化学 6710 70 +2.52
(T:8001) 伊藤忠 3480 66 +2.38
(T:8830) 住友不 3934 59 +2.12
(T:6971) 京セラ 7368 26 +1.87
(T:6301) コマツ 2888 51.5 +1.85
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:6645) オムロン 11290 -130 -4.68
(T:4543) テルモ 5042 -28 -4.03
(T:4519) 中外薬 4372 -37 -4.00
(T:2801) キッコーマン 9010 -110 -3.96
(T:9766) コナミHD 7290 -100 -3.60
(T:6954) ファナック 26020 -100 -3.60
(T:4523) エーザイ 9076 -75 -2.70
(T:7951) ヤマハ 7070 -70 -2.52
(T:6367) ダイキン 29385 -60 -2.16
(T:2502) アサヒ 5328 -49 -1.76
(T:9735) セコム 8619 -36 -1.30
(T:6479) ミネベアミツミ 3010 -35 -1.26
(T:6902) デンソー 8026 -32 -1.15
(T:2002) 日清粉G 1860 -28 -1.01
(T:8801) 三井不 2670.5 -25.5 -0.92
(T:6305) 日立建 3330 -25 -0.90
(T:6758) ソニー 11960 -25 -0.90
(T:6702) 富士通 21355 -145 -0.52
(T:4901) 富士フイルム 9541 -12 -0.43
(T:9062) 日通 8020 -110 -0.40
日経平均は8日続伸。
245.71円高の30161.85円(出来高概算6億2990万株)で前場の取引を終えている。
連休明け7日の米株式市場でのNYダウは269.09ドル安(-0.76%)と続落。
先週発表された8月雇用統計が予想を大幅に下回ったことで景気回復ペースの減速が警戒されるなか、新型コロナウイルスのデルタ株による経済への影響や財政支援の終了でエコノミストが成長予測を引き下げたこともあり、ダウは終日軟調に推移。
一方、米長期金利は1.3%台後半へと上昇する中ではあったが、ハイテク株の買いは続き、ナスダック総合指数は連日史上最高値を更新した。
ダウの下落を受けて本日の日経平均は96.59円安の29819.55円でスタート。
ただ、米ハイテク株高や根強い次期政権による経済対策への期待から買い優勢の地合いは継続しており、即座に切り返してプラス圏に浮上。
断続的に買いが入り前場中頃には3万を回復、その後も上げ幅を拡げる動きが続いた。
個別では、前日にドイツテレコムと長期戦略的パートナーシップおよびTモバイル株に関する株式交換に合意したと発表したソフトバンクG (T:9984)が連日の急伸劇を見せている。
上半期業績は大幅な上振れ着地となったCasa (T:7196)、業績予想を上方修正した長大 (T:9624)、自社株買いを発表したライドオンE (T:6082)などもそれぞれ大幅に上昇。
前日が公募の払込期日だったケイアイスター (T:3465)は需給悪化懸念の後退で大幅反発。
そのほか、次期首相候補を睨んだ物色が引き続き旺盛で、脱炭素関連のレノバ (T:9519)が連日の急伸、新興市場では、米アマゾンと三菱商事 (T:8058)の太陽光発電設備の開発受託に関する報道を受けてウエストHD (T:1407)が急騰している。
主力株では、レーザーテック (T:6920)が大幅高で上場来高値を更新し、これに刺激を受けたかアドバンテスト (T:6857)も大幅高。
米長期金利の上昇を背景に三菱UFJ (T:8306)などの大手金融株もしっかり。
そのほか、ベイカレント (T:6532)が大幅に上昇し、米バイオ製薬ノババックス製ワクチンの国内での生産・供給を担う武田薬 (T:4502)や、東エレク (T:8035)、JR東 (T:9020)、塩野義 (T:4507)、リクルートHD (T:6098)、資生堂 (T:4911)、第一三共 (T:4568)、HOYA (T:7741)などが堅調。
一方、非公開化が正式発表されTOB(株式公開買い付け)価格にサヤ寄せする動きとなったNIPPO (T:1881)が大きく下落。
エルサルバドルで世界で初めて法定通貨となったビットコイン価格が、同国でのシステムトラブルで急落したことを背景にマネックスG (T:8698)が大幅に下落した。
そのほか、日本郵船 (T:9101)や商船三井 (T:9104)などの大手海運株、一昨日に日経平均に新たに採用されることが発表された任天堂 (T:7974)や村田製 (T:6981)、投資判断の格下げが観測されたJFE (T:5411)などが軟調。
セクターでは、情報・通信業、銀行業、電気・ガス業などが上昇率上位となった一方、その他製品、海運業、水産・農林業などが下落率上位に並んだ。
東証1部の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は32%となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)となり1銘柄で日経平均を約119円押し上げた。
同2位は東エレク (T:8035)となり、アドバンテス (T:6857)、第一三共 (T:4568)、リクルートHD (T:6098)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはオムロン (T:6645)となり1銘柄で日経平均を約4円押し下げた。
同2位はテルモ (T:4543)となり、中外製薬 (T:4519)、キッコーマン (T:2801)、コナミHD (T:9766)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 30161.85(+245.71)
値上がり銘柄数 162(寄与度+294.19)
値下がり銘柄数 61(寄与度-48.48)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9984) ソフトバンクG 7497 554 +119.70
(T:8035) 東エレク 51300 640 +23.05
(T:6857) アドバンテ 10490 240 +17.29
(T:4568) 第一三共 2867.5 77.5 +8.37
(T:6098) リクルートHD 6789 76 +8.21
(T:4911) 資生堂 8131 225 +8.10
(T:2413) エムスリー 8060 91 +7.86
(T:6762) TDK 12610 180 +6.48
(T:9433) KDDI 3765 30 +6.48
(T:9613) NTTデータ 2146 25 +4.50
(T:6988) 日東電 9080 120 +4.32
(T:4507) 塩野義 7605 116 +4.18
(T:9983) ファーストリテ 76060 110 +3.96
(T:7267) ホンダ 3475 44 +3.17
(T:3659) ネクソン 2331 35 +2.52
(T:4021) 日産化学 6710 70 +2.52
(T:8001) 伊藤忠 3480 66 +2.38
(T:8830) 住友不 3934 59 +2.12
(T:6971) 京セラ 7368 26 +1.87
(T:6301) コマツ 2888 51.5 +1.85
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:6645) オムロン 11290 -130 -4.68
(T:4543) テルモ 5042 -28 -4.03
(T:4519) 中外薬 4372 -37 -4.00
(T:2801) キッコーマン 9010 -110 -3.96
(T:9766) コナミHD 7290 -100 -3.60
(T:6954) ファナック 26020 -100 -3.60
(T:4523) エーザイ 9076 -75 -2.70
(T:7951) ヤマハ 7070 -70 -2.52
(T:6367) ダイキン 29385 -60 -2.16
(T:2502) アサヒ 5328 -49 -1.76
(T:9735) セコム 8619 -36 -1.30
(T:6479) ミネベアミツミ 3010 -35 -1.26
(T:6902) デンソー 8026 -32 -1.15
(T:2002) 日清粉G 1860 -28 -1.01
(T:8801) 三井不 2670.5 -25.5 -0.92
(T:6305) 日立建 3330 -25 -0.90
(T:6758) ソニー 11960 -25 -0.90
(T:6702) 富士通 21355 -145 -0.52
(T:4901) 富士フイルム 9541 -12 -0.43
(T:9062) 日通 8020 -110 -0.40