[香港 8日 ロイター] - 中国共産党中央宣伝部などの当局は8日、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)やネットイース(網易)など、オンラインゲームを提供する企業を呼び出し、未成年のゲーム時間制限など新たな規制を確実に施行するよう指導した。新華社が報じた。
新規制を「不適切」に実行していると判断された企業は厳しく処分するともけん制。さらに、不当な競争を避け、イノベーションの推進に注力するよう要請したという。
中国政府は先月末、18歳未満の未成年がオンラインゲームをプレイできる時間を金曜日、週末、祝日の現地時間午後8時から午後9時に制限した。
これとは別に、中国交通運輸省は、配車サービス業界における違法行為に対する取り締まり強化を発表。条件を満たさない車両やドライバーを採用している配車サービスプラットフォームに対処すると表明した。
また、中国サイバースペース管理局は、「セルフメディア」と呼ばれる独立系ニュースアカウントの不正慣行の是正に着手すると発表した8月27日以降、1793のオンラインアカウントを閉鎖したと明らかにした。