[ベンガルール 22日 ロイター] - インドのメディア・娯楽大手ジー・エンターテインメントは22日、ソニー傘下のソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア(SPNI)との合併について取締役会が原則承認したと発表した。
同社は、主要投資家からプニット・ゴエンカ最高経営責任者(CEO)の取締役解任など経営陣刷新を求める圧力を受けている。
取引所への提出文書によると、両社はネットワークやデジタル資産、プロダクション事業、番組ライブラリーを統合するため、拘束力のないタームシート(条件規定書)を締結した。
統合後の新会社はジー・エンターテインメントの株主が約47.07%、SPNI株主が残りの株式を保有する。
タームシートでは90日の期間が設けられており、その間に両社は相互の資産査定を行い、最終的な契約を締結する。
新会社はインド市場に上場し、ゴエンカ氏がマネジングディレクター兼CEOに就任する。合併案は承認を得るために株主に提示される。