40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

9月21日時点のCMEのBTC先物建玉分析、中期的には2,249ドルの上押し圧力【フィスコ・ビットコインニュース】

発行済 2021-09-28 13:38
更新済 2021-09-28 14:15
© Reuters.

CFTC(米商品先物取引委員会)は火曜日時点でのCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン(BTC)先物の部門別ポジションを当週末に公表している。
為替市場ではCFTCが公表している非商業部門(投機筋)ポジションがよく注目される。


9月21日時点でのCMEビットコイン先物ポジションは、非商業部門のネットポジションは先週同様高い水準となった(CFTCより)。
ポジションが過去平均に回帰し、21日時点での非報告部門による4,995枚(約10.6億ドル)の買い越しが過去平均(6,592枚、約14億ドル)まで増加することを前提とすれば、ビットコイン価格には2,249ドルの上押し圧力が働くことになる(28日時点のビットコイン価格は42,574ドル)。


CMEのビットコインの先物ポジションを見た場合、非商業部門ポジションとビットコイン現物価格の相関係数は-0.4(2017年以降のデータ)とCME先物の建玉とビットコイン価格は連動性があるとは言いにくい。
また、非商業部門ポジションをディーラー、アセットマネージャー、レバレッジ、その他という4つに細分化した場合、各部門とビットコイン価格との相関係数は、対ディーラーが0.4、対その他が0.8と正の相関であるのに対して、対アセットマネージャーが-0.04、対レバレッジが-0.8と負の相関となっている。
これらのデータを見る限り、いずれも明確な相関関係は確認できない。


ただ、非商業部門、とくにウェートが大きいレバレッジ部門のポジションには市場関係者の関心が高い。
レバレッジ部門の数字には、ヘッジファンドの売買が含まれているとの見方があるためだ。
難しいビットコインの価格予想のファクターとして、レバレッジ部門の建玉をチェックしておくのも手と考える。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます