[28日 ロイター] - オランダの半導体製造機器メーカー、ASMインターナショナルは28日、2021─25年に粗利益率が46─50%になるとの見通しを示した。次世代半導体が寄与するとしている。
また今年第3・四半期の受注見通しを6億ユーロ(7億0284万ドル)超とし、これまでの5億1000万─5億3000万ユーロから引き上げた。ロジックやファウンドリー(半導体受託生産)の分野で需要が旺盛と説明した。
ベンジャミン・ロー最高経営責任者(CEO)は、次世代半導体デバイスの主要な変化が同社の主要市場で2桁の成長を促進する見込みと述べた。
売上高は2025年までに28億ユーロ(32億8000万ドル)から34億ユーロ(39億8000万ドル)を見込む。シンガポールの生産設備を拡張し、23年序盤までに生産可能な状態にすることを目指すとした。
2024年までに100%再生可能電力を実現し、35年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げた