40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

アングル:米IPO、来年も堅調予想 足元ボラ上昇の影響軽微

発行済 2021-10-12 00:57
更新済 2021-10-12 01:00
© Reuters. 米国株式市場ではボラティリティーが数週間にわたり高まっているが、新規株式公開(IPO)への影響はさほど見られていない。市場関係者の間では、年末から来年にかけて堅調なIPO

[11日 ロイター] - 米国株式市場ではボラティリティーが数週間にわたり高まっているが、新規株式公開(IPO)への影響はさほど見られていない。市場関係者の間では、年末から来年にかけて堅調なIPOが見込まれている。

世界のIPO件数は9月末までに2000件以上に達し、調達総額は4210億ドルと過去最高となった。リフィニティブによると、調達額は前年同期の2倍以上という。

ディールロジックによると、米国では過去3週間に4件のIPOが取り下げまたは延期された。米債務上限問題を巡る不確実性や中国の不動産大手、中国恒大集団の経営危機、エネルギー価格の上昇などが株式市場の乱高下につながり、IPO価格の設定が難しくなっている。

ただ、IPOが7件取り消された欧州に比べ、米国のIPOは耐性がある。米議会が債務上限問題の先送りで先週合意したほか、中国不動産市場を巡る懸念も解消しつつあることから、IPO関係者は大半の企業がIPO計画を順調に進めていると話す。

© Reuters. 米国株式市場ではボラティリティーが数週間にわたり高まっているが、新規株式公開(IPO)への影響はさほど見られていない。市場関係者の間では、年末から来年にかけて堅調なIPOが見込まれている。写真はニューヨーク証券取引所。3月19日撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

法律事務所レイサム&ワトキンスのニューヨークオフィスのマネジングパートナー、マーク・ジャフェ氏は「新規案件だけでなく、既存案件も引き続き進められている」と述べた。

IPO後に株価が上昇していることもIPOを目指す企業の支援材料となっている。ディールロジックによると、過去4週間にIPOを行った米国企業の株価は平均で25.5%上昇している。

バンク・オブ・アメリカの米州株式資本市場担当責任者、ジム・クーニー氏は、直近のIPOの動向は市場の耐性を示しているが、「流通市場のパフォーマンスが全体的に低調なことから、投資家は投資対象を厳選している」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます