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【株式市場】日経平均は反落模様となり一時下げ幅300円台、好業績株や資源株は高い

発行済 2021-10-12 12:37
更新済 2021-10-12 13:05
© Reuters.  【株式市場】日経平均は反落模様となり一時下げ幅300円台、好業績株や資源株は高い

◆日経平均は2万8232円32銭(265円88銭安)、TOPIXは1983.09ポイント(13.49ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億9740万株

 10月12日(火曜)前場の東京株式市場は、円相場の1ドル113円台を受けてトヨタ自<7203>(東1)などが高く始まり、海運、非鉄株も堅調に推移。原油高を受け出光興産<5019>(東1)なども高い。一方、NY株は主要3指数とも2日続落のためソニーG<6758>(東1)は取引開始直後を除いて軟調、半導体株も重い。日経平均は39円安で始まった後次第安となり、午前10時30分過ぎに331円82銭安(2万8166円38銭)まで下押し、前引けは多少持ち直した。

 ローツェ<6323>(東1)が業績・配当予想の増額修正を好材料に急伸しストップ高。OATアグリオ<4979>(東1)は「プライム市場」上場に向け「流通時価総額」向上めざすとの発表が注目され急伸。富士ソフトSB<6188>(東2)は与野党とも掲げる給付金が実現なら案内業務受託の可能性大とされて一段と出直り、マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は香港で同社株の売買を取り次ぐ証券会社が2社に拡大との発表など好感され戻り高値。フーバーブレイン<3927>(東マ)はパスワードのセキュリティ脆弱性に関する報道で注目再燃とされ急反発。スーパーバリュー<3094>(JQS)はエコス(7520)の業績予想増額・急反発を受けて同様の展開を連想とされ急伸しストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億9740万株、売買代金は1兆3837億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は401銘柄、値下がり銘柄数は1709銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、非鉄金属、海運、鉄鋼、石油石炭、ゴム製品、輸送用機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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