13日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり87銘柄、値下がり134銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は続落。
61.62円安の28168.99円(出来高概算5億8421万株)で前場の取引を終えている。
12日の米株式市場でのNYダウは117.72ドル安(-0.34%)と3日続落。
8月JOLT求人件数が年初来初めて減少したことで雇用回復への懸念が強まった。
また、インフレ指標発表を前に様子見ムードが広がるなか、連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長やボスティック米アトランタ連銀総裁がインフレリスクに言及したことが嫌気された。
さらに、国際通貨基金(IMF)が経済成長率見通しを引き下げたことも景気敏感株の売りを誘った。
金利先高観がくすぶる中、ナスダック総合指数も0.13%安と3日続落した。
米株安の流れを引き継いだ日経平均は145.17円安の28085.44円でスタートすると、そのまま27993.46円まで下げた。
ただ、1ドル=113円台後半まで進んだ円安が輸出株の下支え役となったほか、全体も押し目買いから下げ渋ると、下値の堅さが買い戻しを誘い、日経平均は間もなくして上昇に転じた。
上げ幅は一時134.38円高(28364.99円)までに拡大。
しかし、伸び悩んで再びマイナスに転じると、その後は前日終値近辺でこう着感を強めた。
個別では、日本郵船 (T:9101)などの大手海運3社が大幅に下落。
金利先高観に加え、来年のDRAM価格の下落観測などを受けて大幅下落となったフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の影響もあり、東エレク (T:8035)やアドバンテス (T:6857)が大幅安。
公募増資による新株発行に係る価格が決まったSUMCO (T:3436)は商いを伴いながらやや下落となっている。
米アップルが、半導体不足を理由にiPhoneの生産計画を下方修正したことが嫌気され、村田製 (T:6981)、太陽誘電 (T:6976)、イビデン (T:4062)なども大きく売られている。
また、ソフトバンクG (T:9984)、ソニーG (T:6758)、リクルートHD (T:6098)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)などが軟調。
そのほか、業績下方修正を発表した日ペHD (T:4612)、第1四半期減益決算が嫌気された三光合成 (T:7888)、第1四半期大幅増益も出尽くし感が先行したタマホーム (T:1419)などが急落し、東証1部値下がり率上位に並んでいる。
一方、上期事業利益が会社計画を上回ったJフロント (T:3086)、前期上振れ着地に加え今期も大幅増益見通しとしたSHIFT (T:3697)がそれぞれ急伸、第3四半期営業利益が通期計画を上回ったフィルカンパニー (T:3267)、監理銘柄からの指定解除を発表したOKK (T:6205)などと共に東証1部値上がり率上位に並んだ。
1部売買代金上位では、レーザーテック (T:6920)、ファーストリテ (T:9983)、ソフトバンク (T:9434)、JT (T:2914)などが堅調で、円安を好感した三菱自 (T:7211)が大幅高、そのほか、ヒューリック (T:3003)、富士フイルム (T:4901)、レノバ (T:9519)などが買われている。
セクターでは海運業、銀行業、鉄鋼などが下落率上位となっている一方、不動産業、金属製品、建設業などが上昇率上位に並んでいる。
東証1部の値下がり銘柄は全体の62%、対して値上がり銘柄は32%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク (T:8035)となり1銘柄で日経平均を約23円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、信越化 (T:4063)、太陽誘電 (T:6976)、京セラ (T:6971)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり1銘柄で日経平均を約16円押し上げた。
同2位はオリンパス (T:7733)となり、エムスリー (T:2413)、富士フイルム (T:4901)、ネクソン (T:3659)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28168.99(-61.62)
値上がり銘柄数 87(寄与度+86.16)
値下がり銘柄数 134(寄与度-147.78)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテ 71590 480 +16.92
(T:7733) オリンパス 2387 30 +4.23
(T:2413) エムスリー 7207 44 +3.72
(T:4901) 富士フイルム 9023 104 +3.67
(T:3659) ネクソン 1903 49 +3.45
(T:4543) テルモ 4998 24 +3.38
(T:9613) NTTデータ 2161 19 +3.35
(T:7832) バンナムHD 8194 87 +3.07
(T:5332) TOTO 5460 170 +3.00
(T:6902) デンソー 7613 81 +2.85
(T:8015) 豊通商 4970 75 +2.64
(T:7269) スズキ 5086 75 +2.64
(T:8252) 丸井G 2202 52 +1.83
(T:3086) Jフロント 1113 96 +1.69
(T:1963) 日揮HD 1119 42 +1.48
(T:4507) 塩野義 7601 41 +1.45
(T:7270) SUBARU 2216.5 38 +1.34
(T:5803) フジクラ 690 34 +1.20
(T:6724) エプソン 2210 17 +1.20
(T:8830) 住友不 4077 34 +1.20
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:8035) 東エレク 45850 -680 -23.97
(T:9984) ソフトバンクG 6194 -67 -14.17
(T:4063) 信越化 18735 -295 -10.40
(T:6976) 太陽誘電 5780 -260 -9.16
(T:6971) 京セラ 6571 -102 -7.19
(T:9433) KDDI 3638 -33 -6.98
(T:6857) アドバンテ 8650 -90 -6.34
(T:6098) リクルートHD 7047 -50 -5.29
(T:6762) TDK 3660 -45 -4.76
(T:6981) 村田製 8446 -131 -3.69
(T:4021) 日産化学 6260 -100 -3.52
(T:4568) 第一三共 2898 -32.5 -3.44
(T:4503) アステラス薬 1939 -14.5 -2.56
(T:6758) ソニーG 12260 -70 -2.47
(T:6367) ダイキン 24330 -65 -2.29
(T:4519) 中外薬 3896 -20 -2.11
(T:4452) 花王 6529 -57 -2.01
(T:7735) スクリン 8790 -240 -1.69
(T:7203) トヨタ 1994 -8.5 -1.50
(T:5108) ブリヂストン 5288 -38 -1.34
日経平均は続落。
61.62円安の28168.99円(出来高概算5億8421万株)で前場の取引を終えている。
12日の米株式市場でのNYダウは117.72ドル安(-0.34%)と3日続落。
8月JOLT求人件数が年初来初めて減少したことで雇用回復への懸念が強まった。
また、インフレ指標発表を前に様子見ムードが広がるなか、連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長やボスティック米アトランタ連銀総裁がインフレリスクに言及したことが嫌気された。
さらに、国際通貨基金(IMF)が経済成長率見通しを引き下げたことも景気敏感株の売りを誘った。
金利先高観がくすぶる中、ナスダック総合指数も0.13%安と3日続落した。
米株安の流れを引き継いだ日経平均は145.17円安の28085.44円でスタートすると、そのまま27993.46円まで下げた。
ただ、1ドル=113円台後半まで進んだ円安が輸出株の下支え役となったほか、全体も押し目買いから下げ渋ると、下値の堅さが買い戻しを誘い、日経平均は間もなくして上昇に転じた。
上げ幅は一時134.38円高(28364.99円)までに拡大。
しかし、伸び悩んで再びマイナスに転じると、その後は前日終値近辺でこう着感を強めた。
個別では、日本郵船 (T:9101)などの大手海運3社が大幅に下落。
金利先高観に加え、来年のDRAM価格の下落観測などを受けて大幅下落となったフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の影響もあり、東エレク (T:8035)やアドバンテス (T:6857)が大幅安。
公募増資による新株発行に係る価格が決まったSUMCO (T:3436)は商いを伴いながらやや下落となっている。
米アップルが、半導体不足を理由にiPhoneの生産計画を下方修正したことが嫌気され、村田製 (T:6981)、太陽誘電 (T:6976)、イビデン (T:4062)なども大きく売られている。
また、ソフトバンクG (T:9984)、ソニーG (T:6758)、リクルートHD (T:6098)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)などが軟調。
そのほか、業績下方修正を発表した日ペHD (T:4612)、第1四半期減益決算が嫌気された三光合成 (T:7888)、第1四半期大幅増益も出尽くし感が先行したタマホーム (T:1419)などが急落し、東証1部値下がり率上位に並んでいる。
一方、上期事業利益が会社計画を上回ったJフロント (T:3086)、前期上振れ着地に加え今期も大幅増益見通しとしたSHIFT (T:3697)がそれぞれ急伸、第3四半期営業利益が通期計画を上回ったフィルカンパニー (T:3267)、監理銘柄からの指定解除を発表したOKK (T:6205)などと共に東証1部値上がり率上位に並んだ。
1部売買代金上位では、レーザーテック (T:6920)、ファーストリテ (T:9983)、ソフトバンク (T:9434)、JT (T:2914)などが堅調で、円安を好感した三菱自 (T:7211)が大幅高、そのほか、ヒューリック (T:3003)、富士フイルム (T:4901)、レノバ (T:9519)などが買われている。
セクターでは海運業、銀行業、鉄鋼などが下落率上位となっている一方、不動産業、金属製品、建設業などが上昇率上位に並んでいる。
東証1部の値下がり銘柄は全体の62%、対して値上がり銘柄は32%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク (T:8035)となり1銘柄で日経平均を約23円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、信越化 (T:4063)、太陽誘電 (T:6976)、京セラ (T:6971)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり1銘柄で日経平均を約16円押し上げた。
同2位はオリンパス (T:7733)となり、エムスリー (T:2413)、富士フイルム (T:4901)、ネクソン (T:3659)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28168.99(-61.62)
値上がり銘柄数 87(寄与度+86.16)
値下がり銘柄数 134(寄与度-147.78)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテ 71590 480 +16.92
(T:7733) オリンパス 2387 30 +4.23
(T:2413) エムスリー 7207 44 +3.72
(T:4901) 富士フイルム 9023 104 +3.67
(T:3659) ネクソン 1903 49 +3.45
(T:4543) テルモ 4998 24 +3.38
(T:9613) NTTデータ 2161 19 +3.35
(T:7832) バンナムHD 8194 87 +3.07
(T:5332) TOTO 5460 170 +3.00
(T:6902) デンソー 7613 81 +2.85
(T:8015) 豊通商 4970 75 +2.64
(T:7269) スズキ 5086 75 +2.64
(T:8252) 丸井G 2202 52 +1.83
(T:3086) Jフロント 1113 96 +1.69
(T:1963) 日揮HD 1119 42 +1.48
(T:4507) 塩野義 7601 41 +1.45
(T:7270) SUBARU 2216.5 38 +1.34
(T:5803) フジクラ 690 34 +1.20
(T:6724) エプソン 2210 17 +1.20
(T:8830) 住友不 4077 34 +1.20
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:8035) 東エレク 45850 -680 -23.97
(T:9984) ソフトバンクG 6194 -67 -14.17
(T:4063) 信越化 18735 -295 -10.40
(T:6976) 太陽誘電 5780 -260 -9.16
(T:6971) 京セラ 6571 -102 -7.19
(T:9433) KDDI 3638 -33 -6.98
(T:6857) アドバンテ 8650 -90 -6.34
(T:6098) リクルートHD 7047 -50 -5.29
(T:6762) TDK 3660 -45 -4.76
(T:6981) 村田製 8446 -131 -3.69
(T:4021) 日産化学 6260 -100 -3.52
(T:4568) 第一三共 2898 -32.5 -3.44
(T:4503) アステラス薬 1939 -14.5 -2.56
(T:6758) ソニーG 12260 -70 -2.47
(T:6367) ダイキン 24330 -65 -2.29
(T:4519) 中外薬 3896 -20 -2.11
(T:4452) 花王 6529 -57 -2.01
(T:7735) スクリン 8790 -240 -1.69
(T:7203) トヨタ 1994 -8.5 -1.50
(T:5108) ブリヂストン 5288 -38 -1.34