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クリエイト・レストランツ・ホールディングス---2Q増収・各利益は黒字を確保、各利益の上方修正に加え配当予想を発表

発行済 2021-10-15 13:39
更新済 2021-10-15 13:45
© Reuters.
クリエイト・レストランツ・ホールディングス (T:3387)は14日、2022年2月期第2四半期(21年3月-8月)連結決算(IFRS)を発表した。
売上収益が前年同期比7.7%増の344.93億円、営業利益が73.14億円(前年同期は97.60億円の損失)、税引前利益が71.70億円(同101.98億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が48.23億円(同91.65億円の損失)となった。


同社グループにおいては、感染拡大防止に協力するとともに、顧客及び従業員の健康を守るべく、政府や各自治体からの営業時間短縮や、酒類提供禁止の要請に真摯に対応し、特に繁華街の居酒屋業態等においては、多くの店舗を一時休業した。
その一方で、前年度から継続して人件費 ・家賃等固定費を圧縮する運営の強化を図るとともに、不採算店舗を中心とした退店を徹底して、筋肉質なコスト構造への転換を推し進め、雇用調整助成金や時短営業等に対する協力金の申請を行うことで、新型コロナウイルス感染症の影響による売上収益の減少に対応できる体制を整備してきた。
また、コストダウンや食材価値の最大化を目的とした連結子会社SFPホールディングス (T:3198)との購買企画機能を担う合弁会社設立の準備や、新たに立ち上げたDX推進室の主導により、グループにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みの一環として、モバイルオーダーの導入や、業態に合わせたアプリの活用等の準備に注力した。


当第2四半期累計期間においては、依然新型コロナウイルス感染症の大きな影響を受けたが、第1四半期に引き続き、営業利益及びその他の各段階利益において黒字を確保した。
なお、売上収益の減少に対応できる体制を整備した結果、第3四半期累計期間以降においても各段階利益において黒字が確保できる構造になっているとしている。


2022年2月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。
売上収益が前期比22.5%増(前回予想比1.9%減)の912.00億円、営業利益が108.00億円(同96.4%増)、税引前利益が102.00億円(同104.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益が65.00億円(同116.7%増)としている。
また、配当予想について、未定としていたが、業績の回復が着実なものになりつつあることから、中間配当は1株当たり1.50円とし、期末配当については、1株当たり3.00円とすることを発表した。




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