[エルサレム 21日 ロイター] - 米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、12─18歳のデルタ変異株への感染と発症を予防する高い効果があるとのイスラエルの研究結果が、医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表された。
2回目の接種から7─21日後の感染予防の有効率は90%、発症予防の有効率は93%という。
イスラエルの医療機関Clalitとハーバード大学が、12─18歳のワクチン接種者9万4354人と、同数の非接種者のデータを検証した。イスラエルでデルタ株が流行の主流となった6月から9月にかけて調査を行ったという。