[27日 ロイター] - 半導体受託生産のグローバルファウンドリーズは27日、米市場への新規株式公開(IPO)で、仮条件の上限(47ドル)で株式を売却し、約26億ドルを調達した。
IPO価格に基づく評価額は約260億ドルで、今年の米IPOで最大級となった。
IPOでは過半数株を保有するアラブ首長国連邦(UAE)アブダビの政府系ファンド、ムバダラ・インベストメントが2200万株を売却。
ブラックロック関連のファンド、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ、コック・ストラテジック・プラットフォームズの関連企業、コロンビア・マネジメント・インベストメント・アドバイザーズ、クアルコムが10億ドル超を出資した。
グローバルファウンドリーズのIPOは、世界的な供給不足により半導体の需要が高まる中で実施された。
同社は半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMDやブロードコムを顧客に持つ。
28日にティッカーシンボル「GFS」でナスダックに上場する。