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三菱商事、米カリフォルニア州の燃料ターミナル売却を検討=関係筋

発行済 2021-12-02 11:35
更新済 2021-12-02 11:36
© Reuters.  12月1日、三菱商事は、米カリフォルニア州の厳しい排出基準を満たした輸送用燃料を供給している同州ロングビーチ港の燃料ターミナル(受け入れ能力60万バレル)を売却する方向

© Reuters.  12月1日、三菱商事は、米カリフォルニア州の厳しい排出基準を満たした輸送用燃料を供給している同州ロングビーチ港の燃料ターミナル(受け入れ能力60万バレル)を売却する方向

[1日 ロイター] - 三菱商事は、米カリフォルニア州の厳しい排出基準を満たした輸送用燃料を供給している同州ロングビーチ港の燃料ターミナル(受け入れ能力60万バレル)を売却する方向で検討中だ。

関係者2人が1日、ロイターに語った。

© Reuters.  12月1日、三菱商事は、米カリフォルニア州の厳しい排出基準を満たした輸送用燃料を供給している同州ロングビーチ港の燃料ターミナル(受け入れ能力60万バレル)を売却する方向で検討中だ。都内で2017年撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

関係者の話によると、三菱商事は燃料ターミナルと燃料取引会社ペトロダイヤモンドの売却を目指し、国際会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)のエネルギー・アドバイザリー・グループと連携している。ペトロダイヤモンドについては、合弁相手の模索と完全な売却のいずれかを検討中という。

燃料ターミナルは、三菱商事が米国で所有する資産で唯一、石油精製品を取り扱っている。適切な買い手が見つからなかった場合、同社がターミナル売却を撤回する可能性は依然残されている。一方、ペトロダイヤモンドの目標評価額は定まっていない。

ペトロダイヤモンドは1983年設立。南カリフォルニアで、カリフォルニア州大気資源局(CARB)の排出基準に沿ったガソリンや低硫黄軽油、エタノール、船舶用燃料の流通販売を手掛けている。

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