[6日 ロイター] - 米インテルは6日、傘下で自動運転技術を開発するモービルアイの株式を2022年半ばまでに米国市場に上場させる計画を発表した。
関係筋がロイターに明らかにしたところによると、企業価値の評価額は500億ドルを上回る可能性があるという。
インテルは17年にイスラエル企業のモービルアイを153億ドルで買収した。発表文書によると、上場後も過半数株式を保有する計画で、経営陣も変えない方針。引き続き同社に技術資源を提供していくという。
モービルアイのアムノン・シャシュア最高経営責任者(CEO)はリリースで、インテルとのパートナーシップがモービルアイに多大な収益やフリーキャッシュフローをもたらしており、自動運転車開発に資金を提供し続けていると述べた。
インテルのパット・ゲルシンガーCEOは「アムノンと私は、新規株式公開(IPO)がモービルアイの革新的な実績を構築し、株主に価値をもたらすための最良の機会を提供すると判断した」と述べた。
モービルアイの上場計画については、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に報じた。
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