[ワシントン 6日 ロイター] - バイデン米大統領は6日、フランス、ドイツ、イタリア、英国の首脳とウクライナ情勢について電話会談した。ロシアがウクライナとの国境で軍を増強させていることへの懸念を共有し、ロシアに対して緊張緩和を求める方針を確認した。
協議は7日に予定されているバイデン氏とロシアのプーチン大統領とのオンライン会談に先だって行われた。
米政府高官は、バイデン氏はプーチン氏との会談で、ロシアがウクライナに侵攻した場合に深刻な経済的打撃を与えると警告することを明らかにした。
また、米国はロシアがウクライナに侵攻した場合の対応で欧州の同盟国と連携しているとし、「われわれはロシアに対し、外交的手段による対話への復帰を促している」と述べた。
米国務省によると、ブリンケン長官は同日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、ロシアの侵攻に直面するウクライナに対する米国の「揺るぎない支援」を改めて表明した。