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米国防総省、アラスカ州に新型レーダー 長距離ミサイルに対応

発行済 2021-12-07 14:33
更新済 2021-12-07 14:37
© Reuters.  12月6日、米国防総省は、アラスカ州で本土防衛ミサイルシステム用「長距離識別レーダー(LRDR)」の設置が完了し、試験運用を始めると明らかにした。写真は国防総省。アーリ

[ワシントン 6日 ロイター] - 米国防総省は6日、アラスカ州で本土防衛ミサイルシステム用「長距離識別レーダー(LRDR)」の設置が完了し、試験運用を始めると明らかにした。大陸間弾道ミサイルのほか、超音速兵器など次世代の脅威にも対応できるという。

© Reuters.  12月6日、米国防総省は、アラスカ州で本土防衛ミサイルシステム用「長距離識別レーダー(LRDR)」の設置が完了し、試験運用を始めると明らかにした。写真は国防総省。アーリントンで昨年10月撮影(2021年 ロイター/Carlos Barria)

同省は2015年、同州中部のクリア宇宙軍基地に長距離レーダーを設置し、イランや北朝鮮などが発射するミサイルの探知のほか、アラスカ州とカリフォルニア州の地上防衛能力を向上させる計画を打ち出した。

同省ミサイル防衛局のジョン・ヒル副局長は、「LRDR設置が完了し、本格運用に向けた試験に入れるようになった。このシステムにより、北方軍の弾道ミサイルと超音速ミサイルに対する本土防衛能力が高まる」と述べた。

主契約企業はロッキード・マーティンだった。

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