■株主還元策
エノモト (T:6928)は、株主に対する利益還元を経営の最重要政策と位置付けており、将来の事業展開と経営基盤強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続を重視し、業績に裏付けられた成果の配分を行うことを基本方針としている。
こうした方針を背景に、2022年3月期は、第2四半期業績の好調により通期業績見通しが上方修正されて1株利益も上振れの見込みとなったため、1株当たり配当金予想を45円から50円へと増配した。
なお、強気の投資計画への配慮もあるだろうが、株主還元は配当性向25%を目標に安定配当を継続する方針である。
2ndSTEP以降は、投資案件を勘案しつつ、配当性向をさらに引き上げていくことも検討している。
■情報セキュリティ
同社は、「情報セキュリティ基本方針」を制定し、情報セキュリティ推進責任者を中心に、全社的な情報漏えいのリスク回避に努めている。
なお、事業会社向けの取引が主体のため、同社の扱う個人情報は限定されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
エノモト (T:6928)は、株主に対する利益還元を経営の最重要政策と位置付けており、将来の事業展開と経営基盤強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続を重視し、業績に裏付けられた成果の配分を行うことを基本方針としている。
こうした方針を背景に、2022年3月期は、第2四半期業績の好調により通期業績見通しが上方修正されて1株利益も上振れの見込みとなったため、1株当たり配当金予想を45円から50円へと増配した。
なお、強気の投資計画への配慮もあるだろうが、株主還元は配当性向25%を目標に安定配当を継続する方針である。
2ndSTEP以降は、投資案件を勘案しつつ、配当性向をさらに引き上げていくことも検討している。
■情報セキュリティ
同社は、「情報セキュリティ基本方針」を制定し、情報セキュリティ推進責任者を中心に、全社的な情報漏えいのリスク回避に努めている。
なお、事業会社向けの取引が主体のため、同社の扱う個人情報は限定されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)