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日ピストン Research Memo(2):ピストンリングやバルブシートの大手メーカー

発行済 2021-12-17 15:02
更新済 2021-12-17 15:30
© Reuters.
■会社概要

1. 会社概要
日本ピストンリング (T:6461)は主に自動車エンジン用部品として使用されるピストンリングやバルブシートなどの大手メーカーである。
経営理念には「顧客第一主義の考えに立ってすべての物事を進める。
」「環境の変化に柔軟に対応し適切な利益を確保して株主をはじめ関連先に報恩する。
」「社会との調和をはかり、ワールドワイドな総合部品メーカーの地位を確保して人類の進運に寄与する。
」「常に革新と業績の向上に努めて会社の繁栄を図り社員の生活向上を築き上げる。
」を掲げている。


2022年3月期第2四半期末時点の本社所在地は埼玉県さいたま市、総資産は65,205百万円、純資産は33,412百万円、資本金は9,839百万円、自己資本比率は48.6%、発行済株式数は8,374,157株(自己株式666,146株含む)である。


グループは、連結子会社の(株)日本リングサービス及び(株)日ピスビジネスサービスを2021年4月1日付で吸収合併したため、同社及び連結子会社12社の合計13社で構成されている。


2. 沿革
1934年12月に日本ピストンリング株式会社を東京市芝区田村町に設立し、川口工場を開設した。
そして1939年4月に与野工場を開設、1949年5月に東京証券取引所に株式上場した。
その後1970年代から海外展開も開始し、世界の主要自動車メーカーに幅広く製品を供給している。
2000年代以降は成長市場である中国・ASEAN・インドへの展開を加速している。


また会社設立以来の歴史で培ったコア技術(トライボロジー:摩擦・摩耗・潤滑に関する技術、表面処理技術、粉末冶金技術、精密加工技術)を応用し、新製品・新事業として非自動車エンジン向け売上の拡大を推進するため、2014年10月に歯科インプラント事業を譲り受け、医療機器製造販売業許可を取得した。
これを生かして2020年9月には放射線科医療機器の輸入販売を開始、2021年4月には医療用新材料チタンタンタル合金「NiFreeT(ニフリート)」について上智大学の久森紀之(ひさもりのりゆき)教授と共同で具体的案件に向けた技術検討を開始、2021年6月には業界売上高世界1位(2020年4月期連結売上高289億ドル)の医療機器メーカーであるMedtronic (NYSE:MDT)と植込型医療機器協同開発プログラムを開始した。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


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